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コウライキジの卵 |
私の勤めている職場は、公共交通機関では行きにくい町のはずれの農場にあります。野生の鹿やコウライキジ、雄鶏、雌鳥、鴨、今の季節ではコウノトリも遊びに来ます。先日、雄鶏がある地点を何度も往復しているのを、双眼鏡にて同僚が観察しており、殆どナショナルジオグラフィックのライブ放映状態でした。何故往復しているのか証拠をつかむため、社長夫人、同僚と私で草むらに足を運んだところ、同僚がコウライキジの巣を発見しました。卵は全部で10個あったのですが、うち4個は雄鶏が食べてしまったようで空になっており、1個は卵が割られた状態で中身はそのままになっておりました。手が付けられていない残りの卵は、同僚の妹さんの庭で飼っている鶏の巣にて保護することになりました。うまくいけば、24日後、コウライキジの雛が誕生する予定です。