Sunday, 15 April 2012

ハンガリーで低コストで手軽に作れる日本食

初めてCsicsóka(キクイモ)を食す
伯父さん宅の庭で栽培しているCsicsókaという根菜。特に手入れの必要もなく、放っておいても勝手に育ち、繁殖力も強いので、昔はハンガリーで、じゃがいもの代わりとなる非常食として食されていたそうです。最近は市場でもあまり見ることがありません。良く洗って、生で食したところ、ゴボウのような土の香りがし、サクサクとした食感がありました。日本の野菜と味が似ていると言ったところ、伯母さんが市場で新鮮なCsicsókaを買ってきてくださいました。日本でCsicsókaを見たことも食べたこともなかったので、私は勝手にヨーロッパの野菜だと思ってしまいましたが、日本では菊に似た花が咲くことから「キクイモ」と呼ばれているようです(興味のある方は→キクイモ)。日本でもどこでも手に入るという訳では無いようですが・・・。情報をさらに探ってみたところ、キクイモ焼酎なんて商品も売られているようです。
頂いたキクイモをどう調理しようか考えたところ、第一印象はゴボウ、あるいはレンコンを連想したので、細切りにして酢水に放置し、半分はマヨネーズで和えるだけのサラダ、半分は人参と玉ねぎを混ぜて、かき揚げにしました。たいした手間もかからず、コストも掛らず、ヨーロッパで手軽に作れる日本食ができあがりました。
キクイモ・人参・玉ねぎのかき揚げ
キクイモのサラダ