Sunday 4 March 2012

ハンガリー産の日本食(1)

日清のインスタントラーメン"Quality from Japan!"
見た目も味もラーメンというよりスープパスタ
先日、久しぶりにインスタントラーメンを食べました。味はイタリアントマト味。ハンガリーのケチケメートという町に、日清のヨーロッパ工場があり、ここからドイツなどに輸出されているようです(工場はハンガリーにありますが、事務的な本部はどうやらドイツにあるようです)。こちらでは日本では売られていないようなトマト味、チーズ味といった現地人向けのラーメンが売られています。
"Quality from Japan!"とパッケージに印字された、 イタリアントマト味のラーメンは、ラーメンと思って食べなければ、何とか食べられます。麺はベトナム製やハンガリー製(クノール、マギー)のインスタントラーメン)より、ずっと良いです。ただ味付けが私には違和感がありました。スープスパゲッティーと思って食べればよいのかもしれません。量も331gあり、日本人向けではなく、ヨーロッパ人向けでした。気がつかずに完食しましたが、お腹が苦しかったです。
インスタント焼きそばも売られているのですが、こちらの方がラーメンより美味しかったです。インスタントラーメンとはいえ、こちらではパン1kgの価格に相当するので、決して格安な食べ物とは言えず、庶民の味とは言い難いのかもしれません。
ドイツの日清のウェブサイトを見ると、ハンガリーでは売られていないシーフード味のカップヌードル(おそらくハンガリー工場で生産されている)などが売られており、同じヨーロッパでも国によって置かれる商品が異なるようです。
 ハンガリー人は豚をたくさん食するので、とんこつ味のラーメンがあればヒットしそうな気がするのですが、今のところは売られていないようです。

日清(ハンガリー語版)ウェブサイト
http://www.nissinfoods.de/Chicken-Ramen.93.0.html

パッケージ裏にはハンガリーの製造所が