昨日、テスコに買い物に行ったところ、旦那さんと買い物に来ていると思われる奥様が、トイレットペーパーのプライスカードを持ち、ルーマニア語で話しかけてきました。プライスカードには「+(無料)プレゼント」と書かれており、どうやら、そのプレゼントとは何かということを、私に訊ねているみたいです。「トイレットペーパ(16ロール)を購入した人には4ロールのトイレットペーパーが無料で付いてくるということだと思いますよ。」とハンガリー語で説明。奥様はハンガリー語の数字だけはわかるようで、「ああ、トイレットペーパー4つってことね。(恐らく、ルーマニア語でこう言ったと思われる。)」と言い、4ロール入りのトイレットペーパーをカゴに入れました。私も一組購入することにし、ハンガリー語で「さようなら」と挨拶すると、奥様が「チャオ!」と茶目っ気たっぷりに返答してきました。土曜の午前中なので、買い物客で賑わっていたにも関わらず、何故よりによって外国人に声をかけてきたのでしょう??
プダペストでも「この地下鉄は〇〇に止まりますか?」とか、電車にのって発車を待っていると、「この電車は〇〇方面でしょうか。」「何時に出発しますか?」「ベーケーシュチャバには何時に到着しますか?」とか、近所のスーパーで「この町でプレゼント用の美味しいチョコレートを売ってるところってあるかしら?」とか、明かに地元民でない私が質問されることが、結構あります。
ただ単に、タイミング的に「そこ」にたまたま私がいるからということだと思いますが、日本人だったらわざわざタイミング的に「そこ」に外国人がいて、その人にわざわざ質問しないでしょう。私だったら、お店の店員さんや車掌さんを探して、情報を確認すると思いますが、かならずしも親切とは限らないので、この国ではおそらく、通りすがりの人に聞いた方がいい場合もあるのかもしれませんね。